|
Heaveraさんの名古屋オフレポート前編
それでは、わしのオフ会体験談。別名、「名古屋の悲劇」(オイ)。始めるとするかのう。 某月某日、名古屋に行くと母上様に告げる。すると母上様、即座に・・・ 「女やろ!」 自分の息子をなんだと思っとるんじゃ………。誤解を解くのにしばしの時間を費やす羽目になる。 3月31日。晴れ。 さぁ、出発だ! 6時30分に家を出、青春切符片手に鈍行で名古屋へ向かう爺♪ しかしこのとき、オフ会初日がほとんど中止の状態になっていようとは・・爺、思いもしなかったのである。 電車酔いを根性でこらえて無事、名古屋駅に下りた。約束の時間まではまだ早い。名古屋の町をぶらぶらしながら、今日参加する人間のことを考えてみる。 実は大臣殿が参加する事を知らなかった爺。けれどもなんとかなるさといつもの行き当たりばったりの思考で暇をつぶす。ついでに、目印であるモーニングも購入。別に娘じゃない(オイ) そんなこんなしておるうちに、約束の12時、10分前。爺、指定された場所へと急ぐ。 ついた時、人ごみで誰が誰だかさっぱり分らない。取りあえずモーニング片手にあたりをうろついてみる。 誰も声をかけてくれない・・・おかしい・・・間違えたのか・・・いや、今度はちゃんと集合場所も時間もメモしてあるし・・・うーん・・・。 しかし時間は非情。12時ちょっとすぎになっても誰も声をかけてくれない。爺、最終手段に出る。 (りんり殿、タスク殿、浅鳥殿………この中で一番一般人らしい名前は………浅鳥殿じゃな。) 思考終了! 息を吸い込む! 周りを見渡す! 口を開く! 「浅鳥さんはいらっしゃいませんかー!」 でかい声で呼びかけるも、あたりがざわついただけで誰も出てこない。止む無し。爺の頭の中で、(夏山の悲劇第二弾、名〜古〜屋〜の〜悲〜劇)という言葉がエコーする。ダメダメくんだね、チミ。 爺、急遽予定を変更。こうなれば明日、もう一度同じ時刻に来るとしよう。決意を新たに、墓参りに行く事にする(何故!? とか、ありふれたツッコミ禁止♪) 名鉄電車に乗り込む。青春切符が効かないのは痛いのう。しかも片道1020円じゃ。遠い場所に、あるもんじゃのう。 とりあえずすっぽかされた(事実はそうでないが、この状況で腹を立てるなというのも無理がある)ストレスをどうにか飼いならしつつ、進路を知多半島へ。 名鉄電車に揺られる事1時間とちょっと。目的の駅に着く。もっとも、ここであっているかどうかは自信がない。昔、数えるほどしか来たことがないのだ。 降りたとたん、凄まじいこやしの匂いがわしを襲う。うげっ、コリャタマラン。 爺さん、なぜこんな所に墓立てた。 しかし、人間とはすごいもの。すぐになれる。どうしようかと思い、とりあえず駅にある案内板を見た。いくらなんでも、墓のある位置まで覚えちゃいない(ホントに行き当たりばったりな爺だな)。 観光案内の地図があり、そこにいくつかの寺が記されている。こんなところに観光なんか来るもんかね、と変なところで感心しつつ、手持ちのマジックで左手に地図を書く。しかし書き終わって一言。 「なんだこりゃ?」 わしの素晴らしい芸術センスがいかん無く発揮されたそれは、すでに地図ではなくなっていた。うーん、ピカソも真っ青。しかも、書き終わってマジックが油性だった事に気づく。爺、別の意味で真っ青になる。 仕方なし。道なりに歩いていく。ナオミがビジョンクエストで「ティアマットとアプスー。どちらを相手してあげるかは、道々考えましょう。」と言うセリフがあるが、わしのような気分だったのだろうか。いや、絶対違う。 ともかく、このままでは埒が明かない。畑仕事をしている婆さんに軽く挨拶をして、 「ここらに墓場ありません?」 と聞いてみる。すると婆さん。 「怖いなぁ。墓場かぁ。」 と、すごい名古屋弁で話す。いや、そりゃ墓場は怖いやろうけど………。べつに婆さんが行くわけじゃないでがしょ。(どこの言葉だ) 「そっだがね、たしかあちらをああ行ってこう行って………。」 しかし、すぐに教えてくれる。いい人だ……。しかし、おそらくその孫と見える女の子が無邪気な声で、 「この人、手にお絵かきしてるぅ〜。」 絵じゃねえ、地図だ!(涙) 小さな女の子にも誉められるほどの素晴らしいわしの芸術センス。取りあえず、婆さんと別れて墓場に向かう(なんだか不吉な言い方じゃ。) 思ったよりも早く、墓場に着く。うむ、間違いない。ここじゃ。 爺、自分の幸運に安堵する。しかし、その時ある事に気づく。 (花買ってねェ!) だが、時すでに遅し。こんなすーぱーど田舎で花なんざ売ってるわけが無い。爺、やむを得ず花を摘む。枯れないように、できるだけ大きい花の枝を一輪切った。 そしていざ墓の前に来ると、もう一つの事に気づく。 (やべぇ、墓どこだっけ!) なんだかとっても致命的♪ 記憶を頼りに、一番似ている墓の前に立つ。 (うん、これだ。決定!) 爺は意外と、強引だった………(死) しかし墓を洗ううち、墓石の裏面に名前と享年が彫ってあるのに気づく。1985年、没。おや、合っていた。一安心。 花を添えその場から立ち去る爺。墓参りのシーズンでないせいか、人は見えない。しかし、おばさん一歩手前といった年齢の女の人がいた。小さな墓の前で、おにぎりを供えている。彼女の子供だろうか、少しだけ悲しい気持ちになる。 やることやって、暇になる。すると緊張感が解けたせいか、 ぐ〜〜〜〜。(腹の虫) そう言えば昼飯食べてなかった。どこかの飯屋にでも入ろう。のども渇いたし……… 徒故露蛾寝絵……… 飯屋はおろか、自動販売機の一つも見えねェ! 電車も1時間に一本しかねェ! 爺、本格的にぶっ倒れそうになる。そう言えば前日、1時間しか寝てなかった。 爺さん、なぜこんなところに墓立てた。(切実) だがしかぁし! 伊達にコンピューター部部長の分際で長距離一位取ってないわぁ! 爺、とうとうやけくそモードに入る。 道行く人に飯屋の存在を聞いてみると、ラーメン屋がかなり遠くにあるらしい。だが、背に腹は代えられない。噂のラーメン屋目指して道なりに歩いていく。ま、なんとかなるでしょ。その時、わしの目に「大衆食堂」の看板が眼に入る! なぜかその下に「イエスに従う者は永遠の生を得る」というなんともロウサイド臭い事が書いてあるが、この際無視ッ! はんぐりーパワーは止まらない。 「定休日じゃねぇかぁぁぁぁ!!」 爺、危うく爺から狂気系へ口調が変わりそうになる。そう言えば夏山の時も、ネット喫茶を探しておんなじオチを食らったような気が・・・。 絶望に打ちひしがれるわしの目に、○のなかにKが書いてある看板が目に映る。サークルK! 爺、生気を取り戻し軽やかにスキップ。店に入る。 何を喰おうか迷うが、トマトジュースとカロリーメイトを購入。最近どうも体重が増加したらしく、食べるのは控えておこう。長身痩躯は維持せねば(おまえはミッシェルか)。 腹ごしらえが済んだ後、どうしようかと迷う。そういえば風が強い。海が近いなぁ。と思い、風が吹く方向へ歩き出した。 10分ほど歩けば、海。ほとんど人はいないが、それはそれで乙じゃのう。強い潮風を楽しみながら、のんびりと海岸沿いを歩く。その時、父娘と見える二人が、海で戯れている。女の子の方が、大きな竹の棒を持って波を崩そうとしていた。不器用に棒を扱いながら、波へとそれを叩きつけ、それに飽きると海へと投げる。棒は、波にぷっかり浮かんだ………。 うむ、一句浮かんだ(またかい)。 春空を貫く棒とて海の中 補足。ここらは海苔作りが盛んらしく、棒が海の中で林立しているのだ。 適当に海岸線を歩き、だいたい見飽きるぐらいになると海を去り、道に入った。おや、ラーメン屋発見。けれども定休日じゃねえか。(汗) しばらく歩いてもうそろそろ駅に戻ろうと思った爺。そういえば、ここはどこじゃ? 看板発見、えーっと駅は………6キロ!? ちょ、ちょっと、いつのまにそこまで来たのじゃ(滝汗)。時刻は3時。やばい、本格的に急がねば。ああん、もう、昨日ちゃんと寝とけばよかったのう! 疾走開始。よくもまあこんなに体力残っているもんだと自分で自分を誉めてやる。大きい荷物をコインロッカーに放り込んでおいた事も幸いした。 最寄りの駅に4時18分に到着。御疲れ様でした。 時刻表を確認。5時15分の電車に乗る事にする。爺、休憩所でしばらくお休みタイム。疲れた体を休ませる。 電車に乗り、6時30分ごろに名古屋駅到着。今夜は野宿。決定! 大型小売り店に入り、そこのゲーム体験コーナーで時間をつぶす。爺、子供に混じってバイオハザード、ガンサバイバーに熱中する。うぉー、敵が狙いにくいし逃げにくいー! バイオをガンコンでやる意味はあるのかー! 8時まで時間をつぶし、駅のベンチに座り込む。読みかけの歴史小説を読み、時間は10時。地下街へと続く階段を下り、シャッターが閉まっている所に腰をおろす。風は入ってこない。シャッターに身をゆだね、眠る。もしも警官に見つかって職質でもされたらどうしようと思いつつ、明日のことを考えた。 [二日目に続く………] [index.html] |